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| 2005.1.27 |
| ブリヂストン ANCHOR XCS9F 2005 |
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ブリヂストンのMTBカーボンバックアルミフレーム『ANCHOR XCS9F 2005』。
シートステーにカーボンを採用したMTBアルミフレーム。自転車屋のオヤジも言っていたが、カーボンバックの衝撃吸収効果なんてサッパリわかりません。ただ、フルアルミより高級感があって見た目もカッコイイのでよし。自転車を組む上でカッコの良さは絶対外せないファクターだ。
溶接痕はとてもきれいで、パナソニックの無骨な溶接とは明らかに違う。塗装も合格点。フレームとしてのデキもシッカリしているように思う。実際の製造は台湾メーカーのメリダが行っているという話しのようだが、品質チェックは当然ブリヂストンが行っており、クオリティは世界のトップメーカーと比肩するのではないだろうか。もっとも、高級ブランドのフレームなんて使ったことないけど。
MTBのフレームということでロードフレームより剛性が高くなるように作られているのではと思うが、重量約1.5kgは軽いとはいえないまでも重いということもないだろう。
MTBのフレームではあるが、オンロード仕様に仕上げたので本来の目的であるオフロード走行のフィーリングはわからない。なのでインプレッションもあまり意味のないものになってしまうかもしれないが、少なくともオンロードでは特段悪い印象はなく、そこそこの高速走行性を発揮している。ただやはり、ディスクブレーキやフロントフォークの重量があるので一般のロードレーサーには一歩劣ると言わざるを得ない。

高品質のフレーム。
ただ、ANCHORのロゴはイマイチなのでロゴ無しをオーダーしたのだが、ロゴのない単色のフレームは実に地味すぎたのでステッカーチューンを考えた。が、ステッカーチューンでは自由なデザインができないのでオリジナルのマーキングを施した。詳細については『MTBドロップハンドル化計画』を参照。
■スペック
重量…1,510g(440mm、フレーム単体)
定価…99,750円(税込)
メーカーHP
【評価……★★★☆☆】

パッと見だと26インチのロードレーサー。
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