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■インプレッション

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2007.3.24
シマノ『TIAGRA FC-4401』
 シマノのクランク・TIAGRA FC-4401。
 シマノの下位コンポ・ティアグラのクランクなだけあって、重い。チェーンリングもプレス加工みたいなので剛性的にイマイチかも。ただ、造形は上位モデルであるFC-6500やFC-5502よりはマシだと思う。
 今回はわざわざFC-7701からの大幅グレードダウンをしたワケなのだが、クランク長が170mmだったFC-7701では自分には長いのではと思い、試しに165mmを使ってみたかったので購入した次第である。

 クランクはよほど品質に差がない限り違いなどわからないパーツだと思うワケで、案の定、FC-7701と比べても剛性が特に劣っているとは感じられない。逆に、中が空洞のホローテックのFC-7701より、アルミ合金の塊であるFC-4401の方が剛性は高いのかもしれない。
 さて、肝心のクランク長の違いによるペダリングの変化だが、170mmでは94rpm前後のケイデンスだったが、165mmに代えてからは98rpm前後になり4%ほどアップした。
 しかし残念かな、デザイン、重量、それとステータス性でまったく魅力のないクランク。

スペック
  • 本体重量…776g(カタログ値)
  • 定価…7,255円(税込)

    【評価……★★☆☆☆


    デザイン的にも重量的にもステータス的にもあまり長くは使いたくない。

    参考重量(実測)
  • ギア板(B-50)…84g
  • 右クランク…301g
  • 左クランク…217g
  • チェーンリングボルト…26g

  • BB-ES51…279g

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