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| 2005.6.5 |
| 日東『Neat M.153 STI』 |
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日東のドロップハンドル・Neat M.153 STI。
MTBへの装着に適したリーチの短いものを物色し、80mmとそんなに長くはない同製品を購入。このハンドルバーの特徴はシマノのSTIレバーに最適化した専用設計という点で、リーチ部からブレーキブラケットにかけてフラットとなるようになっており、またハンドルの下部を持ったときでもレバー操作がしやすい距離を実現している。まさにシマノSTIレバーのために作られたハンドルバーなのだ。この絶美で合理的なフォルムに対抗しうるハンドルバーメーカーは他に存在しないだろう。
このバーは焼き入れをしていないので柔らかいそうなのだが、ダンシングしてもフニャフニャするといった感覚はない。というか、パイプは結構肉厚があるので、このバーが柔らかいなどという考えは想像がつかない。ブレーキケーブルの溝加工は一応してあるって程度。
コストパフォーマンスに優れており装着当初は大満足だったのだが、後日購入したTNIのネオアトミックバーはデフォルトで214g、軽量化して195gだったので、290gのNeat M.153 STIはそれと比較してしまうとイメージ的に悪くなってしまった。軽量化を重視しない街乗りやツーリング中心の用途なら「Neat M.153 STI」でも構わないかもしれないが、決戦マシンには向かないと思う。やはり、重い。
■スペック
幅…400mm
ドロップ…131mm
リーチ…80mm
センター径…26.0mm
本体重量…290g(400mm/実測)、283g(380mm/実測)
素材…アルミ合金
定価…3,500円(税込)
実売…2,480円(税込)〜楽天市場
【評価……★★★☆☆】

STIレバーを装着したフォルムは絶美!
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