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2005.11.12 |
キャットアイ『CC-MT400』 |
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キャットアイサイクルコンピューターのエントリーモデル『CC-MT400』。
6台目となるサイクルコンピューター。またコード式モデルだが、ワイヤレスに比べ電池寿命が約3倍ということと、混信による誤表示がないという点を評価してのチョイス。
前モデルとの変更点だが、液晶表示が大きくなり、ボディの下の面に並んでいたボタンが液晶画面の下とボディ下の面の異なる面に移動した。スタート/ストップボタンはクリック感が少し増して、クリック感の弱かったCC-MT300では押し不足でスタートしないことが多々あったので操作感が少し良くなった。さらに、SETボタンが出っ張って押しやすくなり、オートモードの切り換え操作も簡単に。また、ボディのデザインも前モデルと比べると若干高級感がある。
次にマイナス点だが、前モデルで高く評価した「モードの階層表示」が撤廃されて元の表示方式に戻ってしまった。積算距離など普段まったく見ることのない私にとってはこの処置は至極残念!何故元に戻してしまったんだ、キャットアイ!? ボタンの位置変更もイマイチに感じた。上面にあるより前モデルのように側面下部にあった方が力が入れやすくモード変更がしやすい。あと説明書がものすごく分かりにくくなってしまったのも残念。前モデルでは2枚あったものが1枚に減り、文字は小さい上にキチキチで、必要以上に説明文を省略してしまったので難解になった。私は古くからのキャットアイユーザーなので何となく分かるが、初めての人にはものすごく不親切な説明書と感じるだろう。
表示方式の変更とボディの大型化、2gの重量増、不親切な説明書…と、前モデルと比較すると残念な点が目立ったが、スタート/ストップボタンのクリック感向上は実際に使用する上で高く評価できる。
■スペック
寸法…38×54×17.5mm
重量…本体:27g、センサー本体+ブラケット:24g、センサー:3g(実測)
電池寿命…約3年
定価…3,675円(税込)
実売…2,480円(税込)ザ・パワフル
メーカーWebサイト
【評価……★★★☆☆】

表示機能が退化していた…
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