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■インプレッション

2007.2.23
キャットアイ『CC-CD300DW』
 キャットアイサイクルコンピューターの高性能モデル『CC-CD300DW』。
 これで8種類目(10台目)となるサイクルコンピューター。ケイデンスもコードレス化されており、これまでの中でもっとも多機能なモデルである。しかしながらやはり、デカいです。重いです。

 トレーニングをそれなりにやっているとクランクの回転数も知りたくなるのは自然な流れなのか、そんな感じでついに購入。コード式の CC-CD200N という選択肢もあったが、ダウンチューブにコードが伸びるのはスマートではないし、表示画面には現在速度の他に平均速度or走行距離とともにケイデンスを常時表示させておきたかったので、CC-CD200Nは不適当と判断した。
 エントリーモデルのMT-400などと比べるとかなり高機能・多機能で、マニュアルを読むのに少し頭を痛めました。もっとも、使い始めたらなんとなく理解できたのでノープロブレム。

 実際に使ってみた感想だが、予想外に良好な使い勝手。まず、モード変更がしやすかったのは嬉しい誤算だった。クリックが軽いのと、パチパチッとクリック感があるのが快適だ。また、各種データ表示の更新が早いのもクイックでいい。さらに、現速度と最高速度の数値が0.1km/h単位で細かく表示される点もナイス。しかも平均速度の数値はMT400よりも正確だ。そして、ラップ計測機能もトレーニングの記録として役立ちそうだ。肝心のケイデンス計測も想像以上にトレーニングに有効。あと、まだ使っていないが、バックライトの装備もいざというときには重宝するだろう。

 欠点は、本体とセンサーの重量がかなりあるということ。計測値のリセットを3つのボタンの同時押しはちょっと操作しにくいということ。電池寿命が約6ヶ月と短い点である。しかも、本体、センサーで各2個、計4個の電池を消費する。

 安いMT-400などは中国製だったが、これは日本製なんですね。ちょっと嬉しかったり。ケイデンス計測機能以外にも使い勝手の良さはエントリーモデルよりも明らかに上なので、一生懸命トレーニングしている人にオススメできるメーターだ。ただ、レース参戦の時は「距離表示」が最重要になるので、軽量かつ有線で混信のないMT-400で十分かもしれない。

スペック
  • 寸法…46×39×17mm
  • 重量…124g(本体:46g、センサー本体:45g、ブラケット:18g、センサー(2ヶ):7g、その他:8g)
  • 電池寿命…約半年
  • 定価…17,325円(税込)
  • 実売…9,975円(税込)〜 楽天市場
  • メーカーHP

    【評価……★★★★☆


    ケイデンスもコードレス
    ケイデンス計測機能以外にもオススメ要素多数




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