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■愛車紹介
MIYATA RIDGE-RUNNER RAFD-421 デフォルト仕様

宮田工業 RIDGE-RUNNER RAFD-421 デフォルト仕様


宮田工業 リッジランナー RAFD-421(販売基準価格:134,000円)

 ミヤタのフルアルミフレーム採用ATB。(ミヤタはMTBのことをATBと呼称している。)
 当時何故このマシンを選んだのか全然記憶にない…。(汗 ただ、当時のミヤタはやたらとATBにリキを入れており、ラインナップが他社よりも格段に豊富だったことは憶えている。クロモリ以外の新素材がブームだったのもこの頃だった。


品  名 仕    様
フレーム 「APA」工法フルアルミ 420mm
ヘッドパーツ TANGE H3 φ34
前フォーク クロモリ
ブレーキレバー シマノ Deore DX BR-650
リヤディレーラー シマノ Deore DX RD-M650
Fディレイラー シマノ Deore DX FD-M650 φ31.8 バンド式
チェーンホイール シマノ Deore DX FC-MT60-SG 46-36-24T 170L
スプロケット シマノ CS-HG70 12-28T 7S
ボトムブラケット シマノ Deore DX BB-MT60 73W
チェーン シマノ CN-HG70 108L
Fハブ シマノ Deore DX HB-M650-F 32H
Rハブ シマノ Deore DX FH-M650 32H
リム RITCHEY VANTAGE COMPETITION
タイヤ TIOGA FARMER JOHN COUSIN
ブレーキ シマノ Deore DX BR-MT62
ハンドルバー スエージング 560W
ステム RITCHEY RITCHEY FORCE φ25.4 110mm
グリップ RITCHEY
サドル ARIAKE ATB AIR PROTECT JAGUAR
シートポスト φ26.8×300L
シートピン φ バンドクイック式
ペダル MKS MT-LUX

インプレッション

□フレーム
 初めて乗るフルアルミフレーム。だが、当時の印象はまったく憶えていない。フレームの接合は溶接ではなく接着剤を使ったミヤタ独自の「APA」工法といわれるもの。接着剤で大丈夫なのかよ?と思ったことは記憶している。エンド部など、細かい工作部分は大ざっぱな感じだ。ただ、今のフロントサスが標準装備のMTBと比べるとこちらの方が断然スタイリッシュ。水平に近いトップチューブが気に入っている。
 チェーンがフレームとチェーンリングに挟み込むのを防ぐ目的でチェーンステーに施した特殊工作「サメの歯」があるのだが、よく巻き込んで逆に仇となった。チェーンを戻すにはイチイチチェーンリングを外さなくてはならず、5mm六角レンチは必携だった。最悪の場合は「サメの歯」が原因でチェーンが切れた。余計な工作だったと言える。

□走り
 やはりオンロードでオフロードタイヤはグリップ感が弱い。

□ポジション
 普通に乗る分には可もなく不可もない。しかし前後の重量バランスがなんか悪いような感じがした。

□スタイルとパーツ
 今のMTBと比べるとリジッドフォーク専用設計のフレームなのでとてもスマート。パーツはDeore DXというもので、今で言うとLXとXTの中間に位置するグレードだ。ナカナカいいパーツアッセンブルをしていたと思う。


新車時の状態


□総 評
 フレーム塗装はアナコンダカラーというのだが、本当はもうちょっと落ち着いたカラーリングのものをチョイスしたかった。他にいいのがなくてね。この塗装は時間の経過につれ表面のクリア塗装がパリパリになりデカールっぽいマーキングが簡単に禿げるようになったのはお粗末に感じた。MTBだと思ってガンガン走っていたらヘッドパーツとフロントハブがイカレたので、この辺はサスペンションフォークの有効性を感じる。フレーム加工の技術はちょっと低いかなぁと思わずにはいられなかった。職人が作るクロモリフレームと違い、ただの作業員がマニュアル見ながら接着工作しただけって感じ。


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